即金4000万円のリストラ離婚後の転職
リストラ離婚で即金4000万円渡し、仕事と家庭を同時に失った管理人
転職

中高年 リストラ失業 - 青天の霹靂

中高年 リストラ失業 - 青天の霹靂

十数年も前のことなのに、昨日のことのように覚えていることがあります。それは、生まれて初めて、リストラ失業を言い渡された日です。入社して2週間以内、配属先の事業所に着任して2日目だったので、本当に考ええもいなかったです。正に想定外で、青天の霹靂としか言いようがありませんでした。

民間の外資系企業に転職した経緯

私は、長い間、大学関係の研究機関に勤めていました。大学関係の研究機関と言うと、個人が好きな研究を好きなようにする趣味の延長上の気楽な場所との印象がある方もいるかもしれません。が、実態は全く違います。完全なブラック企業のようなところです。

大学の研究機関の実態

 

1)好きな研究などできない。予算のつく研究しかできない。

 

2)長時間労働で、安月給である。土日でも働かされる。残業手当はない。(私は、睡眠時間を削って働けと言われた。)

 

3)教授に逆らったら生きていけない。独裁体制の機関。「教授がカラスは白いと言ったら、白いと言わなければならない」白い巨塔の映画そのものの場所。

 

4)教授になれなければ、一生下働きで、現代版の奴隷のような生活を強いられる。

 

5)教授になっても、ものすごい量の職務があり、業績を出せというプレッシャーにいつもさらされる。

39歳の時、こんな大学関係の研究機関で働き続けることが嫌になり、民間企業に転職することを決意しました。正に、不退転の決意で民間企業に就職しました。もちろん、経験のないところに39歳のオッサンが転職することはできません。なので、民間企業でも、研究をしている事業所に配属されることになりました。

大学関係の研究機関に勤めている時は、「先生、先生」とチヤホヤされますが、心をすり減らすほどの凄いプレッシャーの下、安月給と長時間労働を強いられます。正直、私の場合は幸せな人生ではなかったです。

民間企業では本当に歯車の一つです。自分の業績を出すのは非常に難しいです。その代わり、まともな労働時間が保証され、給料もかなり良くなります。私としては、その当時幸せを感じることのできなかった大学関係の研究機関を去ることにしました。そして、自分の将来の人生設計を踏まえ、民間企業に転職することにしました。この決断は今も間違っていなかったと感じています。私の人生の中で下した決断の中で、一番素晴らしいものだったと今も思っています。

 

人生には「まさか」がある

一流の大企業に勤めていて、順調に出世街道を走っている方は、リストラされるなんて自分には関係ない話だと確信しているはずです。それよりも、「なんであのできない同僚が俺と同じ地位なんだ。もっと、もっと俺が評価して貰えないと困るよ。悪平等主義がはびこっているんじゃないか?俺がいないとこの会社は回らないからな!」と愚痴をこぼしているかもしれません。私も調子に乗っていた時は、これに近いことを思っていて、いまは猛烈に反省しています。

やっと大学関係の研究所から足を洗うことができて、民間企業に入れたことを心から喜んでいました。まさか入社後2週間で、事業所に配属されて実質2日間で、自分自身がリストラの対象になって、職を失うことになるなんて、夢にも思いませんでした。本当に想定外でした!これが人生で言う「上り坂、下り坂以外のまさか」というものかと愕然としたのを、昨日のことのように覚えています。

「まさか」は政治家だけの話ではなかったのです。いくらあなたが優秀なサラリーマンでも、入社して2週間しか経っていなくても、身に降りかかってくることは十分考えられます。

私の場合は、39歳で転職してすぐでした。東京本社の研修を終えて、事業所に帰ってきた次の日、いきなり統括本部長室に、同じく最近転職してきたアラサーの女性とともに呼ばれました。

「なんだろう?」と思っていたら、その女性曰く、

同僚女性
同僚女性

新しいプロジェクトを2人で立ち上げることになるかもしれませんね。宜しくお願いします。

同僚女性
同僚女性

統括本部長直々だと、光栄といえば光栄ですが、入社早々お互い大変になりますね。

と大きな笑顔を私に向けてくれました。

私は、その女性とともに、期待に胸を膨らませて、意気揚々とまだ入ったこともない統括本部長室に向かいました。

「入社早々ついているな!大仕事なら、頑張って精一杯働くぞ~~~」

 

リストラを言い渡される

統括本部長室で、

フロンテ
フロンテ

失礼します。

と入ったあと、

統括本部長
統括本部長

まあ、まずは椅子腰かけてください。

と、にこやかに雑談をしました。結構雑談をしてくるので、怪訝に思っていると、

統括本部長
統括本部長

大変申し訳ないんだけど、この事業所はグローバル本社の意向で閉鎖されることになりました。

フロンテ
フロンテ

え?、、、、

統括本部長
統括本部長

二人とも入社早々申し訳ないので、1日前に私から直に伝えさせていただきました。

明日は、事業所の全従業員に伝えるので、それまでは内密にお願いします。

詳細は明日に言いますので。

フロンテ
フロンテ

、、、、、、

はあ

私は、他人事のように、ドラマを見ているような感じで、ぼっとしていた記憶があります。

同僚女性
同僚女性

ちょっと、呼吸ができません。

どういうことでしょうか?

と、同僚女性はかなり取り乱していました。

 

次の日にになると、朝一番でタウンホールミーティングが招集されました。

「出社している従業員の皆さんは、大講堂に至急お集まりください。

最優先です。今している業務は中断して、最優先で、至急お集まりください。」

そこで、事業所が年内に完全閉鎖されることがアナウンスされました。米国本社からも同様に、報道機関に向けて、同じアナウンスがされました。

会場は、最初は「シーン」としていましたが、事業所の完全閉鎖により、自分たちの職が無くなることがが分かると、それこそ、てんやわんやで、泣き出す従業員がいて、職場の雰囲気が一気に変わりました。

事業所の全従業員の雇用に関しては、全力を尽くすと言われたものの、「社内で別の職種の仕事を探すか、割増退職金を貰って、外で仕事を探すかしか道残されていない。」という、はっきりとしたメッセージでした。

私がこのタウンホール中に思っていたこと

1)私が入社するときには、事業所の閉鎖が決まっていたのに、箝口令が敷かれていたため、採用はそのまま進んだんだ。

2)それにしても、入社して2週間で事業所閉鎖のリストラでクビになるなんて、予想もしなかった。

3)人生って、本当にこんな嘘みたいなことが起こるんだ!(その時は、妻から離婚を言い渡されることは、もっと想像していなかったのです。そういう意味では、まだ私の心の平和は保たれていました。)

どこか他人事のような気持ちで、タウンホールでの事業所の完全閉鎖の話を聞いていました。本当に、人生に起こる「まさか」だけは、備えようがないんだということを実感した瞬間でした。

 

今から振り返れば、このようにちゃんと事業所閉鎖を宣言して、社員に対して手厚い(?)サポートをしてくれるこの会社には感謝しかありません。その時は結構ひどい会社だと思いましたが。

その後、50歳で私の首を実質切った内資の大手一流企業は、本当に本当に回りくどいやり方で、腹立たしさを強く感じました。真綿で首を絞めて、従業員が自ら会社をやめていくように仕向けるといった、本当に汚いやり方でした。その点、外資系のこの会社の方が、誠実で、社員想いだったと今になるとわかります。

 

兎に角、民家企業へ転職することにした。

民間企業の不安定さを目の当たりにしました。今回の事業所の完全閉鎖は、「私に大学関係の研究機関に留まるようにとの神様のメッセージかも」という考えが、頭によぎりました。実際に、大学関係の研究職に戻ってこないかという誘いも受けました。この誘いに乗れば、次の職を本当に簡単に見つけることができます。なので、一瞬ではありますが、心が動いたことも事実です!

しかし、ここで大学関係の研究機関に戻ってしまえば、またブラック企業のような環境で働くことになります。やっと39歳になって、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、民間企業に行く決意をしたのです。ここで、引き返したら絶対に人生で大きな後悔をすることになると、本能で感じていました。

そのため、わずか数カ月で、また次の民間企業への転職活動に、背水の陣で臨むことにしました。その過程で、離婚によって家族を失うというとんでもない悲劇が起こったことも事実です。しかし、それにも増して、民間企業で働くことに、残りの人生を賭けるという気持ちは、ブレませんでした。

今にして思えば、困難な状況でしたが、ブレずに最高の決断を貫いたと思っています。

皆さんも人生において「まさか」のような状況に見舞われることもあるかもしれませんが、その状況に惑わされることなく、自分の気持ちに正直に生きることをお勧めいたします。易きに流れるのではなく、死にたくなるほど困難であっても、自分の望む道を歩いて行くことが、結局はベストなんです。このことは、私の体験から自信を持って言えます。

皆さんも、私のブログを読むことによって、「まさか」の中高年でのリストラ失業に打ち勝って、自分の望む道を進んでいくという気概を心の奥底に持っていただければ幸いです。それだけで、私がブログを書く目的が達成されたことになります。

最後までお読みいただき、どうも有難うございました。

 

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