即金4000万円のリストラ離婚後の転職
リストラ離婚で即金4000万円渡し、仕事と家庭を同時に失った管理人
転職

中高年 転職 : 名誉職か?実入りの良い職か?

中高年 転職 : 名誉職か?実入りの良い職か?

名誉職は、本当に大変です。私は実入りの良いサラリーマンを選びました。志が高く能力のある方が、名誉職に就かれているのは素晴らしいと心底思います。そして、尊敬もします。しかし、凡人で俗人である私は、普通のサラリーマンの方が性に合っているというか、名誉職から逃げ出してきました。心身ともに蝕まれ、家庭生活を壊してしまい、子供が二人もいたのに、奥さんと離婚することになりました。

 

中高年の皆さんで、ある程度のエクスパティーズ(専門的な知識)を持たれている方は、大学、短期大学、専門学校で、教えるという選択肢もあると思います。その時は、教えるだけでなく、自分自身の専門性を更に伸ばすために、自分自身で学問を探求する研究を続けることができる環境もいただけます。ただ、その選択は、思っている以上にすさまじく大変です。

はてな君
はてな君

今回のリストラはいい機会だから、アカデミア(大学等の知的機関)で、学生に教えながら、学問を追求するのもいいんじゃないかな?

はてな君
はてな君

安月給でも、教授や先生と呼ばれて名誉もあるし、悪くないかも。

はてな君
はてな君

もういい年だし、社会に貢献する清貧として生き方もいいかもね。

フロンテ
フロンテ

悪いことはいいません。絶対止めた方がいいです。

名誉職かもしれませんが、完全なブラック企業に勤めるということですよ!

フロンテ
フロンテ

私は、心も体も蝕まれした。

おまけに、家族も失いました。

 

名誉職は、ブラック企業の職と同じ?

私は大学で、博士号を取得しました。そして、大学に残って、教授になることを目指していた時期があります。まあ、大変でした。とにかく、長時間労働が当たり前でした。

レ 休みがないです。土、日、祝日も働いていました。大学に行かなくても、自宅で仕事をしていました。

レ 年末年始の休み、お盆休みも、通常のサラリーマンよりもはるかに短く、休まずに働くことが当然というようなプレッシャーを受けました。

レ 朝も6時ごろには起きて、7時30分頃には出社し、夜も午後9~10時まで働くのが普通でした。もちろん、残業代など出ません。それでも、「あまり働かないフロンテさん」という認識でした。

レ 良く働く方は、深夜の12時ごろからミーテイングがあったりしました。たまに、深夜の12時より前に帰宅していると、上の方から、「なんでいないの?この時間に帰宅しているなんて、信じられないよ。」と叱責を受けたという話を聞きました。

とにかく、長時間労働で、休みがないという、絵にかいたようなブラック企業が私が経験したアカデミアでした。

朝7時30分頃から夜9~10時まで働いていた私に、

上司
上司

何時間の睡眠で耐えれるかやったことはありますか?

私は5時間なら何とか耐えれたので、それでやっています。

睡眠時間を削ると、研究に時間を使えますよ。

フロンテ
フロンテ

いや、私は6~7時間は寝るようにしています。

上司
上司

フロンテさんは寝すぎだよ。一回、睡眠時間を削って、どこまで耐えられるかやってみてもいいかもね。

フロンテ
フロンテ

、、、

唖然、愕然、騒然の世界です。その上司は、私より20歳ぐらい年上でしたが、朝8時には来て夜11時過ぎまで働いていました。私と同じ年齢の頃はもっと働いていたみたいです。

どれだけ、長時間働くかの我慢競争をしているような世界でした。

 

実入りの良い企業に就職した私の同級生だと、しっかり土、日、祝日は休めて、朝9時から午後5時45分までの勤務時間で、遅くても午後7時には帰社するのが普通だとのことでした。もちろん、お盆休みも年末年始の休みもきちんと取れて、有給休暇までちゃんと消化できるとのことでした。それでいて、給料は私よりも高く、時給換算で行くと、私の給料は、その同級生の半分ぐらいでした。

先生と呼ばれる立場でしたが、正直、このままこの職場で働き続けることに限界を感じでいました。

 

本当に名誉があるのか?

アカデミアにいると変な優越感とプライドを持ってしまう。

アカデミアで、長時間労働をしながら安月給で働いていると、プライドぐらい持たないとやってられないというのが、正直な心境でした。

フロンテ
フロンテ

俺は、その気になれば、同級生のいる会社には、余裕で入社できる。

それをせずに、敢えて険しい道を行って、研究を極めて、世の中に貢献しようとしているんだ。

だから、俺の方が、同級生より、志が高く、偉いんだ。

と心の底では思っていました。もちろん、表面的にはおくびにもそのようなことは出したりしませんでしたが、確実にその気持ちをよりどころにしていました。

なぜか?やっぱり、心の奥底では、

フロンテ
フロンテ

ちゃんと休みも取れて、高い給料の貰えるサラリーマンが羨ましいな。

と、無意識に思っていたからかもしれません。ただ、急にアカデミアを辞めて、一般企業に行く勇気はなかなか出ませんでした。一般企業に行ったら見下されてしまうと思っていたかもしれません。それに、つらいところでやっておくほうが、将来的に自分自身のためになるんだと思い込むようにしていたのもあるかもしれません。

 

先生と呼ばれて、調子に乗ってしまう

企業の方と、共同研究のお話をしている時に、「先生」「先生」と呼ばれるので、やはり調子に乗っていたと、今ならそう感じます。その時は、そうは思っていなかったですが、やはり、「共同研究していただく」という気持ちではなく、「共同研究してあげる」という気持ちでした。

逆に、今なら、私が会社員の立場なので、アカデミアの先生の気持ちが手に取るようにわかるので、今の仕事に少しは役立っています。ただ、アカデミアの先生の気持ちがよくわかるゆえに、アカデミアの直接お話する機会をあまり作りたいと思っていないのはあります。

良い悪いは別にして、アカデミアの先生は、企業で働くサラリーマンを「下に見ている」ことだけは強く感じるので、あまりお相手したくないのが本音です。私も、あのままアカデミアにいたら、先生と呼ばれて完全に調子に乗ってしまっていたなと感じます。

 

教授で凄い認識を持ている方がいた

笑い話ではなく、私が大学生の時の教授が、スピード違反して警察に捕まった時に、その教授は「私は○○大学の教授です。重要な会議があるので、スピード違反は仕方ないのです。」と言い張ったそうです。

もちろん、違反チケットは切られましたが、この教授の非常識ぶりにはびっくりしました。「自分は、偉い教授だから、スピード違反は大目に見てくれないといけない。」という意識を持っているのがミエミエです。

国際会議に行くための飛行機に乗り遅れそうになった際に、「警察を呼んで先導してもらおうか」と言い放った教授がいるそうです。誇張ではなく、有り得るなと感じました。昭和時代は、そのような雰囲気が残っていた名誉ある職業が、大学の教授だったようです。

今でも大学の教授は名誉職ですが、その名誉に伴う実質的な利益があるかどうかは怪しいような気がします。安月給で長時間働いている名誉職でが、その名誉に伴う実質的な利益がないのは、かわいそうだと思うのは私だけでしょうか?

 

実入りの良い職

大学教授などの名誉職に比べて、一般のサラリーマンは、実入りの良い職に当たるのではないでしょうか?ちゃんとしたライフ、ワークバランスを取りながら働けて、それなりの給料がいただけるのは、素晴らしい利点だと思います。また、「先生、先生」と持ち上げられたりもしないので、普通の常識人でいることができます。

名誉職だとどうしても個人プレーで、注目されるために、目立った業績を出し続けることが期待されます。そのため、常にストレスを抱え、目立った業績がないと大きなフラストレーションを感じます。

それに比べサラリーマンは、基本的に個人プレーではなく、チームプレーであり、個人の名前がクローズアップされることはほとんどありません。なので、上手く行っても、世間的には賞賛や名誉を得ることは、ほぼできないです。その代わり、目立った実績を出し続けないといけないというプレッシャーもなく、穏やかな生活を送れます。

実入りの良い職一般のサラリーマンは、プライベートの生活も充実させることができるので、実は、名誉職に比べて幸福度が高いと思います。

 

実入りの良い職を選んだ私

40歳で事業所閉鎖によるリストラを受けたときに、アカデミアに戻ってくるようにお誘いを受けました。その時に、少しは迷いましたが、やはり実入りの良いサラリーマンをするための転職活動に専念しました。

アカデミアで研究を伴う職業は、やはり、目立った業績を出さないといけないというプレッシャーが凄まじいです。やっと、目立った業績を出せても、そのあと、また同じかそれ以上の目立った業績を出すことが期待され、プレッシャーがなくなることはありません。それどころか、プレッシャーがどんどん大きくなり、正に無限ループに陥ってしまいます。そのようなプレッシャーの下では、ワークライフバランスのような生活は、夢のまた夢です。そして、肉体的にも精神的にも追い詰められて、幸福感が失われていました。家族にもつらく当たったりしていたためか、子供が二人もいたにも関わらず、家内と離婚することになりました。

そんな名誉職に戻るつもりは一切ありませんでした。それだけではなく、やはりそのようなブラックな環境にいると、世間的な常識が失われていくように感じます。そのため、世間の常識から少しずれている人が多いという印象を受けます。私がアカデミアにいたときは、典型的な非常識な人間だったと思います。あのままアカデミアにいたら、私自身に災いが降りかかっていたと思うので、サラリーマンをそのまま続けることができて本当に良かったと思っています。

 

名誉職に就くなら、安月給の長時間労働を覚悟して、本当に身を削りながら世間に尽くすという覚悟を持たないといけないと思います。傍で見ているよりも、よっぽど大変です。

 

 

 

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